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​授業内容

先生へのQ&A

 

Q なぜ水泳を子供たちに教えるのですか?

理由が3つあります。

*小学校での水泳授業は、「水の中で運動する」ので陸上における各種の運動と違って安全管理の視点で、非常に難易度が高い授業の一つとされています。そのため、集団の指導より、個別の指導が適切と私たちは考えています。

*スポーツでは勝ち負けが評価の中心になりがちですが、水泳では少しでも泳げるようになったという達成感を児童にもたせることができます。水泳は陸上のスポーツと違い、初心者は適切なコーチングによって、より短期間に達成感を得られるスポーツであると私たちは考えています。

*欧州などでは、老若男女が地域のスポーツクラブなどで水泳を楽しむ文化があります。体型や泳ぎのフォームなどは気にしていません。水の持つ浮力により、高齢者においても適度な運動負荷となり、健康維持や体力増進には水泳は適したスポーツの一つと言われています。そのため、生涯にわたってプールを利用する習慣が備わることで、広く人々の健康維持や増進につながると、私たちは考えています。

Q 5年生からめだか教室(参加無料教室)なのですか?

小学校の指導要領では、3,4年生に「初歩的な泳ぎ」が取り上げられ、面かぶりのクロールや平泳ぎの指導がされています。そして、クロール泳の泳法は5,6年生で行われます。水泳という運動は好き嫌いや、水への不安など、その習得に個人差が大きく影響するものです。そして9歳から12歳ごろまでは、様々な運動刺激が吸収可能な時期でゴールデンエイジと呼ばれています。この間に、陸上とは異なる水の運動を習得することがポイントと私たちは考えています。

また、私たちの活動における価値の一つは、「運動指導を受ける機会を多くの子どもたちに提供するコト」です。そのために、「多くの児童」を「短期間で25m泳げるようにする」には、発育発達も考慮すると5年生以上が適切と考えています。

Q めだか教室を無料にするのはなぜですか?

私たちは、「スポーツを習う機会の格差を少なくしていきたい」と考えています。ここで25m泳げるようになるという事例をたくさん創り、多くの人々にポジティブな影響を与えることができればと願っています。

また、陶山個人の原体験ですが、私が小学校のとき5、6年生の担任だった先生は、先生の休みの日に泳げない子どもたちを集めて、粘り強くご指導されていらっしゃいました。今の時代は、「安全」などの学校運営の観点からそのような熱心な先生は少ないようです。そのため、陶山がエネルギッシュに動けるあと10年、子どもたちに水泳を通じた小さな成功体験を無料で提供したいと考えました。

Q 他の水泳教室との違いは何ですか?

日本水泳連盟の水泳指導教本を基本にしながらも、安全に配慮し既存のスイミングスクールにないアプローチや練習方法で、運動学習をサポートしていきます。100人の子どもがいたら、100通りの練習方法、そして「言葉かけ」が私たちの強みです。少人数での個別型指導のため、個人の特性に応じた指導が可能になります。

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